2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Al Anderson / Al Anderson (1972)

A

NRBQのギタリスト、ビッグ・アルのソロ。大好きなアルバム。 全般的にアコースティック主体のカントリーテイスト溢れる穏やかなアルバムだが、ファンキーに締めるとこは締めていて、且つせつなさ満開、全曲素晴らしい。ギタリストのソロアルバムにありがちな…

NRBQ / At Yankee Stadium (1978)

NO

バンドをやる者にとって(というと語弊があるので、僕にとって)ある意味理想のバンドです。よく言われる「最強のバーバンド」よりは「永遠のドサ回りバンド」のほうがしっくりくるかな。売れないぞ!という心意気とひょうひょうとしたスタンスが音から滲み…

Jimi Hendrix / First Rays of the New Rising Sun (1997)

JK

志半ばで他界したため未完のまま幻の作品となってしまったアルバム。のはずが97年に突如リリース。 僕はジミヘンの大ファンですが、このCDにはあまり愛着は持てない。まず、あたかもこれが4作目のオリジナルスタジオアルバムで完成版であるかのごとき体裁で…

War / Youngblood (1978)

VW

サントラです。映画のことは全然知らないんですけど。 「Sing a Happy Song」て曲がとにかく大好き。ポップで可愛くてファンキーで、もう最高です。これ聴くと確実にハッピーになれる。こういうポップ&ファンキーな感覚の曲ってありそうで意外と他になくて…

Bob Dylan / Bob Dylan (1962)

B

初期では意外なほど聴きやすいのがこのファースト。全般的にアップテンポのカントリー系の曲が多く、もちろん全編アコギ一本の弾き語りなんですが、今にもハネた2ビートのリズムトラックが聴こえてきそうで気付けばノリノリに。最初の一撃に相応しい荒っぽ…

Bob Dylan / The Freewheelin' Bob Dylan (1963)

B

もともとディランはザ・バンド経由で聴きだしたっていう輩ですから、このへんの初期のアルバムはキツイんですよね。そもそも歌詞の内容知らずに(知ろうとせずに)ディラン、ていうかフォーク聴くってのはやっぱりマヌケなことなんだろうなあって思うし。で…

XTC / Oranges & Lemons (1989)

XYZ

やっぱ「Mayor of Simpleton」はポップでせつなくて大好きだな。 XTC初体験はこれの前の名作『Skylarking』で、ハマりましたねえ。過去のアルバムも聴きあさってすっかりファンになり、待ちに待った新譜として入手したのが本作。が、何故だか好きじゃなかっ…

Todd Rundgren / Something/Anything? (1972)

TU

美しい花ジャケは最も好きなジャケのひとつですが、裏ジャケ(内ジャケ?)の写真がまた大好きなんです。自宅スタジオ、っていうよりただの居間みたいな雑然とした部屋にピアノや機材がごちゃっとあって、椅子とモップでこしらえたマイクスタンドに向かって…

George Harrison / All Things Must Pass (1970)

FG

音量をデカくしてみたら、おおっ!て感じでヤラれました。 僕が長いことこの大作をあまり楽しめなかったのはフィル・スペクターの音像に馴染めなかったからです。それは「音の壁」というよりは「壁の向こうの音」という印象でした。僕が持ってるのは90年の再…