Chuck Berry / The Great Twenty-Eight (1984)

Chuck Berry / The Great Twenty-Eight

チャックベリーの曲は、もちろんのこと先にいろんなカバーバージョンを耳にしていて、オリジナルを初めて聴いたときには、意外なほどアッサリしてるんだなあと思って若干拍子抜けしたような覚えがある。黒人音楽特有のこってり感も無いし、歌もあんまりシャウトせずにひょうひょうとしてるし、全体的にほのぼの感さえ漂ってる。それはブルースやゴスペルよりもむしろカントリーに近い感触で、だから自分がカントリーロックなんかを聴くようになって以降、ベリーのロックンロールが俄然気持ち良くなった。
それにしてもチャックベリーのギターはライブではめちゃくちゃですが、レコードでもそこそこテキトーですね。いい意味で。