XTC / Oranges & Lemons (1989)

やっぱ「Mayor of Simpleton」はポップでせつなくて大好きだな。
XTC初体験はこれの前の名作『Skylarking』で、ハマりましたねえ。過去のアルバムも聴きあさってすっかりファンになり、待ちに待った新譜として入手したのが本作。が、何故だか好きじゃなかった。「Mayor of Simpleton」だけは最初から好きだったんだけど。全体的になんか気合い入り過ぎな印象で。アンディは前作でトッドのオーバープロデュース（結果オーライだと思うけど）に相当フラストレーションためてたらしいんで、その反動でしょうか。一曲目からゴリ押しでギター弾きまくってますが、どうもにもトゥーマッチに感じてた。
でも今になって楽な気持ちで聴けばほんとポップないいアルバム。当時は聴いてるこっちも気合い入り過ぎだったんでしょうね。