2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

David Bowie / Pin Ups (1973)

DE

『狂気』における曲のつなぎは非常になめらかで美しい。しかし反面、強引なツナギによるぶったまげるような興奮には乏しい。そこでこのピンナップスだが、残念ながらツナギ所は多くないものの、頭2曲の荒技的なスピード感満点のツナギはロック史上屈指と言…

Pink Floyd / The Dark Side of the Moon (1973)

PQ

僕は曲がつながっているのが大好きです。レコードでもライブでも、曲がチェンジした瞬間を愛するという、所謂ツナギ目フェチですね。アビーロードのB面みたいなやつといえば話は早いかもしれません。ポリシーンパンからバスルームへのツナギはビートルズ最高…

Stevie Wonder / Music of My Mind (1972)

RS

ふと、持ってるスティービーのアルバムをひと通り聴き返したんですが、もっともガツーンときたのが『心の詩』でした。次作からの所謂3部作(4部作?)での才能爆発の前夜的な扱いを受ける本作だが、すでに爆発しまくってます。特にA面4曲の流れは感動的。…

Traffic / Traffic (1968)

TU

68年というと、サイケ後のルーツ回帰現象みたいな動きがぽつぽつ出てきまして、その後70年代前半にかけて腰の据わったカッチョイイロックが量産されてくわけですが、こと下半身に重きを置いたファンキーロックという意味ではトラフィックは先駆者的な存在と…

Van Morrison / Tupelo Honey (1971)

VW

ヴァン・モリソンをイイなあって思うようになったのはごく最近のことで、今になっていろいろ聴いております。で、今特にお気に入りなのがこのアルバム。程よくユルくて聴きやすい。沁みる度も高し。僕が聴いた数枚のアルバムの中ではもっともザ・バンド的な…