2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

The Beatles / With The Beatles (1963)

B

デビュー時点で既にとてつもない作曲家であったレノン/マッカートニーですが、僕はこのアルバムにおいては素敵過ぎるカバーの方に耳を奪われがち。特にお気に入りなのが「You've Really Got a Hold on Me」と「Devil in Her Heart」。2曲とも胸キュン度の…

Chuck Berry / The Great Twenty-Eight (1984)

C

チャックベリーの曲は、もちろんのこと先にいろんなカバーバージョンを耳にしていて、オリジナルを初めて聴いたときには、意外なほどアッサリしてるんだなあと思って若干拍子抜けしたような覚えがある。黒人音楽特有のこってり感も無いし、歌もあんまりシャ…

Little Richard / Best of (1991)

LM

69年トロントフェスの映像を見ると、チャックベリーやらボーディドリーやらジェリーリールイスやら、ロックンロールの大御所が続々と登場し圧倒されるのだが、中でも異彩を放ちまくっているのがリトルリチャード。その強烈過ぎる存在感や異様なハイテンショ…

James Brown / Revolution of the Mind (1971)

JK

タイトルもジャケもライブ盤ぽくないが、アポロライブ第三弾。パリライブの『Love Power Peace』と同時期だが、バンドもセットリストも別で、全体の感触も随分違う。録音状態の差もあると思うけど、パリではほとんど殺気みたいなパワーが炸裂していたのに対…

James Brown / Love Power Peace Live at the Olympia Paris 1971 (1992)

JK

「Intro」〜「Brother Rapp」〜「Ain't It Funky Now」と畳み掛ける冒頭の3連打が凄過ぎる。初めて聴いたときは絶句したが、その後いつ聴き返しても絶句する。今日もちゃんと絶句した。この攻撃力はある意味パンク。熱狂度という点においては、僕がこれまで…

James Brown / Live at the Garden (1967)

JK

アポロなんかと比べると目立たないライブ盤で、私などは最近まで完全に未チェックでした。で、ちょうど昨年出た二枚組[Expanded Edition]で初体験したのであります。 まずはオリジナルの本編。コールドスエット前夜のファンク発展途上期ではあるが、そんなこ…

James Brown's Funky People Part 2 (1988)

このコンピ盤には大変お世話になりました。レアグルーヴが盛り上がってた頃って、御大JBと同等かむしろそれ以上にファミリーメンバーの音源(結局は全面的にJBのプロダクションなんだけど)が脚光を浴びてるような雰囲気があって。オイシイところをツマミ食…

James Brown / I'm Real (1988)

JK

初めて聴いたJBのアルバムはこれ。俺がホンモノだ、て強烈なインパクトだったし、なんだかとてつもなくディープなものに触れてしまったような気持ちになった。88年の作品だから当然、プリンス以降/ヒップホップ以降のビシバシなサウンドだが、これが今聴い…

James Brown / It's a Mother (1969)

JK

複雑なリズムアレンジが超スリリングな大傑作ファンク「Mother Popcorn」を筆頭に「Mashed Potato Popcorn」「Popcorn wiht a Feeling」と、謎のポップコーン攻勢に打ちのめされる一枚。100枚くらいあるJBのオリジナルアルバムを漁っていく根性は僕にはあり…

Fred Wesley & The Horny Horns featuring Maceo Parker / A Blow for Me, A Toot to You (1977)

FG

Pファンク版JBズといった趣きのホニーホーンズだが、こうしてJBズと続けて聴いてみると、JBとジョージクリントンではプロダクションの在り方が随分違うなあと改めて思う。録音時期も違うから両者を単純に比較するのもアレですけど。圧倒的にシャープに切り込…

The J.B.'s / Doing It to Death (1973)

JK

JBって僕はもっぱら編集盤頼みで、オリジナルアルバムってことだとむしろJBズのが聴いてる。特にこのセカンドが好きでよく聴いた。ファーストやサードもイイんだけどね、ズバ抜けてイイです、セカンドは。中でもタイトルトラックのヒリヒリするような研ぎ澄…

Mighty Tom Cats / Soul Makossa (19??)

LM

こんなんもあった!アフロ週間継続中。これはなんと言ってもマヌディバンゴの表題曲が有名ですが、正直私はこのカバーとオリジナルの聴き分けがつかない。まあカッコイイからイイですけど。それよりもアルバムとしてかなり面白いですねこれ。アフロビート云…

Har-You Percussion Group / Har-You Percussion Group (1969)

HI

ここ最近、パーカッションがバコバコなやつをカラダが求めてまして、なんかねえかっつって棚見てたらこんなの持ってました。パーカッショングループって、まず名前がストライク。ラテン系。どうもその筋の人にはド定番の1枚らしい。たぶん私はワケも分から…

Miles Davis / On The Corner (1972)

LM

ジャズ苦手または知らない奴(自分含む)が持ってる率ナンバーワンのマイルスはこれだろうきっと。よく言われるのが、スライに思いっきり触発されて作ったアルバムってことで、勿論それに異論はないけれど、じゃあ本作のファンクがそれほどスライ的かという…

Fela Ransome Kuti & Nigeria 70 / The '69 Los Angeles Sessions (1993)

FG

アフロビートを聴こう週間です! と息巻いてみたものの実は全然知らなくて。フェラクティも有名なアルバム持ってないし、結局これ1枚だけ。てことでしばらくはこの貴重な1枚を聴き込むことに。最後に聴いたのは随分前でもう内容ほとんど忘れてたけど、意外…