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James Brown / Revolution of the Mind (1971)

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タイトルもジャケもライブ盤ぽくないが、アポロライブ第三弾。パリライブの『Love Power Peace』と同時期だが、バンドもセットリストも別で、全体の感触も随分違う。録音状態の差もあると思うけど、パリではほとんど殺気みたいなパワーが炸裂していたのに対…

James Brown / Love Power Peace Live at the Olympia Paris 1971 (1992)

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「Intro」〜「Brother Rapp」〜「Ain't It Funky Now」と畳み掛ける冒頭の3連打が凄過ぎる。初めて聴いたときは絶句したが、その後いつ聴き返しても絶句する。今日もちゃんと絶句した。この攻撃力はある意味パンク。熱狂度という点においては、僕がこれまで…

James Brown / Live at the Garden (1967)

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アポロなんかと比べると目立たないライブ盤で、私などは最近まで完全に未チェックでした。で、ちょうど昨年出た二枚組[Expanded Edition]で初体験したのであります。 まずはオリジナルの本編。コールドスエット前夜のファンク発展途上期ではあるが、そんなこ…

James Brown / I'm Real (1988)

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初めて聴いたJBのアルバムはこれ。俺がホンモノだ、て強烈なインパクトだったし、なんだかとてつもなくディープなものに触れてしまったような気持ちになった。88年の作品だから当然、プリンス以降/ヒップホップ以降のビシバシなサウンドだが、これが今聴い…

James Brown / It's a Mother (1969)

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複雑なリズムアレンジが超スリリングな大傑作ファンク「Mother Popcorn」を筆頭に「Mashed Potato Popcorn」「Popcorn wiht a Feeling」と、謎のポップコーン攻勢に打ちのめされる一枚。100枚くらいあるJBのオリジナルアルバムを漁っていく根性は僕にはあり…

The J.B.'s / Doing It to Death (1973)

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JBって僕はもっぱら編集盤頼みで、オリジナルアルバムってことだとむしろJBズのが聴いてる。特にこのセカンドが好きでよく聴いた。ファーストやサードもイイんだけどね、ズバ抜けてイイです、セカンドは。中でもタイトルトラックのヒリヒリするような研ぎ澄…

Jesse Ed Davis / Jesse Davis (1971)

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僕はいかにもギタリストギタリストしたギタリストにはあまり惹かれないし、ギターソロを熱心に聴くということも少ない。しかし最近あらためてジェシエドのギタープレイってカッコイイな〜としみじみ思います。えらい地味だし、そもそもあんまり弾いてくれな…

J.J. Cale / Naturally (1971)

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もうひとつシェルター。これは地味派手な衝撃作。いきなりリズムボックス。こんなのありっすか?というウレシイおどろき。スワンプ系のサウンドにおいては普通何よりも人肌感みたいなものを大切にするものだと思うのだが、このヒンヤリどんよりサウンドはか…

Jimi Hendrix / First Rays of the New Rising Sun (1997)

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志半ばで他界したため未完のまま幻の作品となってしまったアルバム。のはずが97年に突如リリース。 僕はジミヘンの大ファンですが、このCDにはあまり愛着は持てない。まず、あたかもこれが4作目のオリジナルスタジオアルバムで完成版であるかのごとき体裁で…

John & Yoko/Plastic Ono Band / Sometime in New York City (1972)

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そうそう「名曲」や「名盤」ばっかり作れるかよっていう作り手側の思いと、そうそう「名曲」や「名盤」ばっかり聴いてらんねえよっていう聴き手側の思いがうまく折り合いつくと、いい感じのユルい愛着がわいて、いやーこれがベストってわけじゃないけどつい…

Jackie Mittoo / Show Case (1978)

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これも完全に友達の影響なんだけど、自分にとってレゲエといったらジャッキー・ミットゥなんですよ。とにかくミットゥのレコード見つけたら買え!みたいな感じで集めてたんで、訳も判らずやたら持ってます。スカタライツのオルガン奏者だなんてのはたぶん後…

Jimmy Cliff / The Harder They Come (1972)

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同時期のアメリカンブラックムービーのサントラが、ちょっと大袈裟でいかにもサントラサントラした作りになっているのに比べ、本作はレゲエの好オムニバス盤という感覚で楽しめる。テーマソング(サイコー!)が2回出てくるところがそれっぽくもあるが、1回…

James Brown / Live at the Apollo (1963)

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いまさらながら、JBってソウル界において相当特異な存在ですね。所謂「ソウルミュージック」といって想起されるスタンダードなものとは根本的に在り方が違いますよね。ゴッドファーザー・オブ・ソウルでありながらソウルの世界で浮きまくってるという。62年…

King Curtis / Live at Fillmore West (1971)

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顔ジャケといえばコレでしょう、とか言いながらかけたら即死。わかっちゃいたけれど。 冒頭の「Memphis Soul Stew」は人類史上もっともイカしたメンバー紹介ですね。リズムに乗せて、紹介されたメンバーが順に音を重ねていくという、まあ言ってみりゃありが…