The Beatles / With The Beatles (1963)

With The Beatles

デビュー時点で既にとてつもない作曲家であったレノン/マッカートニーですが、僕はこのアルバムにおいては素敵過ぎるカバーの方に耳を奪われがち。特にお気に入りなのが「You've Really Got a Hold on Me」と「Devil in Her Heart」。2曲とも胸キュン度の高いポップンソウルぶりがたまりません。
ジョンが影響受けまくったスモーキーロビンソンの名曲「You've Really…」はジョン&ジョージのハモリも泣けますが、オリジナルに無いブルージーさが出ているのはジョンのノドのマジックですね。
ガールグループ、ドネイズの「Devil…」は選曲の勝利と言いますか、ドネイズって誰?って感じですが、僕はビートルズのカバーでこれが一番好きかもしれない。ってくらい好きです。せつなくて可愛い。
そしてひそかに、どうしようもなくイイのが「Till There Was You」。ロックンロールバンドがこういう曲やっちゃイケナイと僕は思うのですが、このカバーがまた最高です。ポールは狂ってますね。