The J.B.'s / Doing It to Death (1973)

 J.B.’s / Doing It to Death

JBって僕はもっぱら編集盤頼みで、オリジナルアルバムってことだとむしろJBズのが聴いてる。特にこのセカンドが好きでよく聴いた。ファーストやサードもイイんだけどね、ズバ抜けてイイです、セカンドは。中でもタイトルトラックのヒリヒリするような研ぎ澄まされたファンクネスはどうですか!とことんストイック&シャープにワンコードを反復するクールさは、ある意味テクノ的ですらある。じわじわ迫ってくる三連ビートがたまらない。セックスマシーン以降の完成形JBファンクの中でも屈指の1曲。続く「More Peas」も浮遊感を放つギターカッティングが最高に気持ちイイ。この2曲で構成されるA面が特に素晴らしく、20分間が一瞬で終わる。