James Brown / I'm Real (1988)

James Brown / I’m Real

初めて聴いたJBのアルバムはこれ。俺がホンモノだ、て強烈なインパクトだったし、なんだかとてつもなくディープなものに触れてしまったような気持ちになった。88年の作品だから当然、プリンス以降/ヒップホップ以降のビシバシなサウンドだが、これが今聴いてもやたらとカッコイイ。作曲・アレンジも含め全面的にプロデュースしたフルフォースの功績だと思うけど、この時期の音作りでしか出せないカッコ良さでJBファンクを再生していて素晴らしい。特に「Static」はいつ聴いてもヤラレる。きっと殿下はこれを聴いて、なんで俺にやらせてくれなかったんだー、と悔しがったに違いない。僕は今でもこのアルバムで入門できてラッキーだったと思う。そうでもないとスルーしちゃいそうなアルバムだもんね。