Elvin Bishop / Let It Flow (1974)

Elvin Bishop / Let It Flow

ゴキゲン、という言葉がよく似合うアルバム。ちょっとサウンドが軽過ぎるような気もするし、徹底的に陽性なのは個人的には好みではないけれど、何故かときどきは聴きたくなる。そもそもアメリカンロックってこういうもんだろという気もする一方、この底抜けに明るいファンキーさが逆にヘンテコな雰囲気を醸し出していて気になるのです。もともと本作を聴いたのはスライが参加してるってことで興味持ったのがきっかけ。つっても残念ながらどの曲に参加してるか分かんないほど存在感ないんだけど。でもたしかに同時期以降にスライがときたまやる妙に能天気なノリのアク抜きしたようなファンクに通じるものがあって興味深い。