Alan Gerber / The Alan Gerber Album (1971)

 Alan Gerber Album

シェルターつながりで。アラン・ガーバーという人のことはほとんど何も知りませんが、とにかくこれは素晴らしいアルバムです。カントリー(と、ゴスペルかな?)を主食にしつつ、たっぷり抑制を効かせたファンキーな仕上がりで、まさにスワンプ、まさにこれだよ!と声を荒げずにはいられない傑作。華やかさはまったく無いし、これといってキャッチーなメロディも見当たらないが、全曲がじわじわ迫ってきて胸を打つ。といって重苦しさはまるで無し。ある意味、飽きとはもっとも無縁な音楽かもしれません。『アルバム』というアルバムタイトルもイイですね。