日本

Moonriders / Moonlight Recital 1976 (2005)

暗く聴いてください、というMCの通り徹底的にしっとり系で攻める前半が「君と旅行鞄」からスタートするため、ぱい〜ライダーズの連続性をすんなり受け入れられるライブになってます。個人的にはなんといっても「火の玉ボーイ」「スカンピン」と続くとこがハ…

はっぴいえんど / Ultimate Live History Vol.1 1970-1971 (2004)

『はっぴいえんどBOX』の中の1枚です。これを最初聴いたときはホント感動した。ライブバンドとしてのはっぴいえんどの凄さを思い知らされました。それ以前にもいくつかのライブ音源は聴いていて好きだったけれど、ここで聴ける最初期のゴリゴリな演奏にはぶ…

はちみつぱい / Second Album(in Concert) (1988)

来週発売予定のライブボックス(9枚組!)に備え、とりあえずこれでウォーミングアップを。 これ購入時に過度の期待で鼻息荒げて聴いて、うーんライブはイマイチだなあって思っちゃったんですよね。録音状態が良くないってのもあって。後に聴いた春一番コン…

ジプシーブラッド / ろっこうおろし (1972)

日本のロックっていうと結局、はっぴいえんどとかはちみつぱいって話になっちゃうわけですが(あくまでも私の場合)、それらはちょっと志が高過ぎるっつうか、もったいぶってるとこあるじゃないすか。もっとこう、ガツンとシンプルにロックせんかい!みたい…

はちみつぱい / センチメンタル通り (1973)

今さらという感じですが、僕の心の一枚。無人島に持って行くのはたぶん、風街ろまんでもナイアガラムーンでもバンドワゴンでもなく、これだと思う。最近の自身の音楽活動の拠り所でもあるし、或いは、しけた日常生活をなんとかやり過ごしていれるのもこのア…

鈴木慶一とムーンライダース / 火の玉ボーイ (1976)

ソロ名義のはずがジャケットが刷り上がったら「とムーンライダース」になっていてビックリした、と。じゃあなんで直さなかったのよって話ですが、もう手遅れな数刷っちゃってたんでしょうか。いずれにしても、その手の「手違いがそのまま」系エピソードって…

鈴木博文 / 石鹸 (1990)

最近、はちみつぱいとムーンライダーズばっかり聴いてるんだけど、ああそうそうこんなの持ってたじゃんということで博文氏のソロを聴いてみたわけです、たぶん15年ぶりくらいに。そしたら、良いんだこれが。僕の中に叩き込まれているムーンライダーズは『カ…

Moonriders / 青空百景 (1982)

怪作『マニア・マニエラ』はレコード会社から「難解すぎる」とクレームがつき一旦オクラ入り、それじゃあということで制作された『青空百景』は、これならいかかでしょうかとあてつけるような陽性ポップな曲が多い。『マニア・マニエラ』において唯一かわい…

小坂忠 / ありがとう (1971)

そういう人はけっこう多いかもしれないけど、まずは『ほうろう』の方を聴いてヤラレまくってました。はっぴいえんどとスライ・ストーンの合体だ!とか言って。今にして思えばそんな単純なシロモノではないのだが、とにかくそんな感じで興奮していたわけです…

大滝詠一 / Niagara Moon (1975)

さ、しばらくぶりに円盤倶楽部を再開しましょう。 昔書いたものはすべてデータ吹っ飛んじゃったから、きれいさっぱりゼロスタートということで、何からはじめようか迷ったんだけど。考え始めたところでiTuneが「三文ソング」を鳴らしたので、なんか運命めい…